ケイリン酸ガラス中のプロトンとナトリウムイオンの拡散挙動に関する論文が雑誌に掲載されました.

研究指導している本学生命・応用化学学科 春日研究室の高田君の研究内容が英国王立化学会 (Royal Society of Chemistry)のPhysical Chemistry Chemical Physics誌に掲載されました.リン酸ガラスはイオン伝導性材料や生体材料として幅広い分野で応用されており,ガラス中のイオンの拡散挙動の理解は材料を設計する上で極めて重要です.今回,第一原理分子動力学シミュレーションから,リン近傍の局所構造によって拡散挙動が異なるという新たな知見を得ることができました.

https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2021/cp/d1cp01646f#!divAbstract